病院食その2・・・(身近な風景)

「病院食その１」の続き。

術後の食事。
切開痕がしみるわけでもないけれど、
切開痕がうずくほど痛みを感じることはないけれど、
咀嚼がやっぱりうまくいかない。
口の中に嵌めたプレート(カバー)のワイヤーだ。

５分食でもなかなか思い通りに摂られない。


お粥。
わかめの味噌汁。
短冊大根・人参・鮭・グリンピース煮物。
おかかとオクラ添えの温奴(冷奴があるなら温かい豆腐はこれ？）。
牛乳。

「もう少し細かいものに変えますか？」と言われ、
「お願いします」。

この日の昼食は「５分極きざみ食」

　　　　　　　形がない！！
赤ん坊の離乳食のよう。
一皿ひと箸ずつ味を確かめた。
離乳食ではないから、味はしっかりついている・・・でもねぇ、
ずんずん食欲落ち低下してくるのが自分でもわかる。
デザートのゼリーだけ完食。
後はそれぞれ頑張ったんものでも三分の一がやっと。

ちなみに上のメニューは、
お粥。玉ねぎのコンソメスープ。鱈のトマトソースかけ。マッシュかぼちゃ。桃缶寒天。

食事って、見た目も大事だってつくづく思った。 夕食


翌日の朝食も「５分極きざみ食」


あぁ、もう無理！！

昼食から「５分食」に戻してもらった。

お粥。わかめ・長葱かきたまお吸い物。取引肉のココット温玉乗せ。
刻みトマト・ブロッコリーサウザンレッシング。バナナ。


噛み砕く・上下顎ですりつぶす・前歯だけで噛む・・・無理。
上顎の装着したプレートのワイヤーが邪魔。

ほとんど流し込むような状態。

この頃になるとかなり食べたいという欲求が低下。



五目豆も普段なら、「柔らか過ぎ！！」っていうくらい
柔らかく煮てあるんだけれどねぇ。









お粥も飽きたぁ～～～～！！

売店で「卵サンドイッチ」を買ってきて口にしてみた。
あぁ、やっぱり噛めないや。
おまけにパンが上顎のプレートにへばりつくし。

      😩😩😩😩😩😩😩😩

プレートが外れ・・・・切開痕をかばいながら食べる。

うん、なんとなくいけるかな。

退院だ！！

退院の日の空。





晴天・風少々・気温まずまず。

「病院食」のご紹介はここで終わり。
次回は、「入院・手術」という本題に入りましょうかねぇ