2014年8月27日水曜日

大曲花火大会見物後は・・(身近な風景)

「創造花火半世紀」とうたった2014年8月23日 「第88回大曲花火競技大会」が
午後9時30分(たぶんに)に終わりを告げた。
ぞろぞろと見学客の大移動。
帳が完全に落ちて暗い。
空は星さえ見えない・・・ 今まで光り輝いていた色とりどりの花火。
花火主催者・関係者・警察の設置した所々の明かりだけが足元照らす。
前日までの雨による花火大会会場の河川敷は「ぐちゃぐちゃ」ぬかるんでいる。
主催者側の配慮で、通行路にはゴムシートが敷いてあったが、
何十万という人が歩く重さでスポンジの上を歩いているような箇所もあったっけ。
早くこのぬかるんだ河川敷を抜け出したいと・・・・誰しもが思う。
それでもなんとまぁ、お行儀のいい民族だと、我ながら感心するのでした。

だれも、「我先に」と押し合うこともなく、
ごった返す人の行列は、粛々と進んでいくのです。

この風景、当たり前の風景です。

駅に向かう人。
観光バスの待つ駐車場へ向かう人。
乗用車の駐車場へ向かう人。
ホテルへ向かう人。
ごった返す道路。
所々、交差点は一方通行で、パトカーにより車両通行止め。

秋田県警。
会場の河川敷土手の上に、照明燈を照らした「秋田県警車両」。
郷土味でています。
お気づきですか?
そう、「なまはげ」がしっかりいますよ。( ´艸`)ムププ

『花火大会』終了が21:30。
桟敷を立って、ここまで来たら21:49。
ぬかるんだ足元に注意しながらと、
人波を押さないように人波に押されないように

途中、大仙市市役所のトイレを拝借。
花火見物客のトイレ使用のために、市役所職員も夜勤出勤。
かなりの列を作っています。
ここでも順番待ちはお行儀がいい♪

ただひたすら駅を目指して歩きます。
イヤイヤ、駅に行く前にツアーの集合場所へ。

道路の交差する角に「婆ヘラアイス」売りのおばちゃんがいます。
『花火大会』は稼ぎ時。(失礼申し上げます)

ツアーの待つ合わせ場所…誰もいないし、休憩場所もなく
「駅まで行こうよ。」
「ガイドさんに携帯連絡して、駅にいますっていえばいいから」ということで
三人の意見一致に、またまたひたすら歩きます。
駅までなぁ~んにもない。と言い切るほど何にもない。

コンビニもない。
商店も締まっている。

レストラン・・の看板が出ている階段が明るい。
駅前に居酒屋が2~3軒。
駅前に数件の土産物店。

アイスクリームが食べたい!
「婆ヘラアイス」じゃなくて、『バニラのアイスクリーム』
出来ればソフトクリーム。

     やっぱり食べなれた、まして好みのお味のほうがいい。
        (失礼を承知で・・・ごめんなさい)

コンビニさえないんだもの、(;-_-) =3 ガックリ

駅前は、1000人。
いや2000人近くはいたんじゃないかというほどのヒトひと人。

日本人、しっかり作られた柵の中で順番に並びます。
(^-^)//""パチパチ
  

たくさんの人の移動時に居合わせたなら、
人を押しのけず、順序良くお行儀よくという風景は
当たり前といえば当たり前。
特別驚くものでもない。

と思うのですが、昨今「秩序を守る日本人」が
世界の人を少なからず驚かせていますね。

驚く方に驚きますよね。

そうそう、見物の桟敷でのこと。
隣り合わせた方が、
「トイレに行ってくるので荷物お願いします」。と席を立ちました。
「荷物お願いします」っていうのは、「荷物を置いていくから
看ていてください」という意味ですよね。

名前も知らない初対面。
たまたま見物桟敷の指定席が隣りになっただけの人。
それでも、この言葉をかけて席を立っても大丈夫だという
暗黙の信頼感がある民族です。

   『素晴らしきかな 日本人』


秋田方面へ向かう人たちが乗る臨時列車「こまち」。
新幹線です。
「こまち」「スーパーこまち」・「はやて」「はやぶさ」の秋田山形新幹線は、
言わずと知れた在来線線路を走ります。
そう、在来線と平行走行するのです。

同行者がね、往路の時に、
「ねぇねぇ、新幹線がとなりに・・・・」って。
いやぁ、その言葉が耳に入ったこっちのほうがビックリよ。
まぁ、在来線走行の新幹線の仕組みなんか、
興味がなければ頭に入っていないでしょうけれどね。


駅について、ツアーガイドさんと落合う。
まだまだ臨時列車に乗り込むまで時間がたっぷり。

お店もないし・・数件の居酒屋は外で待っている状態だし。
席についてお茶一杯飲めるお店がない!!

歩道脇に設置されれいる自販機も種類によって既に売り切れ。

暫く駅脇の「こまち」で帰る人々の動きを見ていたのですが、
駅の休憩ホールを見つけ、空いていた椅子に三人でどっこいしょ!


在来線にスタンバイの「こまち」。
24日(日)、午前1:09。

わたし、年越しの日でも日をまたいで起きていたことなんて、
これまでの人生において無いに等しいのです。

そろそろ帰りの列車がホームに入るとアナウンス。

来た来た!
          午前1:13。
『回送』という表示をして入線。486系あたりかな?
以前の「いなほ」ですよね。

乗り込んで座席に座るなり、どっと疲れちゃいました。


眠いけれど芯から眠りに落ちることもなく、
ウツラウツラとしながら・・・・・「寒いッ!!」
車内の冷房が異常に寒い!!
おばちゃん三人かなり堪える!!

ブランケット・マフラー・薄手のカーディガン・・・
花火見学の時はお荷物かと思ったけれど、
そうか!ここで役立つのね。
天井からの冷気が頭にてっぺんに吹き付ける。
そこでわたしは、帽子をかぶったのでした。

ウトウト・ウツラウツラ・・・
眠い目を開けて車窓の外を見る。

真っ暗。
時間もまだ午前2:30過ぎたところ。
午前3:00代
午前4:00代・・・まだ外は暗い。

4:59村上駅。

午前5:02。
日が昇ってきた。
午前5:26

あと30分ほどで降車です。

降りる準備をしていたら、眠気もどこへやら。
体も思ったよりしっかりしている感じ。

家に帰りつき、シャワーを浴びて
「ひと眠りします」と家人に言い渡すと、
お蒲団の中に倒れこみました。

午前中ずっと寝ているつもりが、
携帯電源切り忘れ、メール音で起こされまして・・・・・

結局のところ、その日の日中はその後眠る時間もなく、
夜になったら・・・・赤子のように眠気が全身をくるみます。

サッサとお風呂に入って、夕食食べて・・
「お先にです。おやすみなさい」と、19:00まえに寝ちゃいました。
o(〃^▽^〃)oあははっ♪
それも朝まで一度も目覚めることなく
「ひと眠り」。
「爆睡」の一文字でした


翌日も何となく体がしゃんとしない。
いやぁ、つくづくと思います。

「歳」には勝てぬ!とね。




2014年8月26日火曜日

大曲花火大会見物・創造花火半世紀(身近な風景)

「大曲花火大会」第88回全国花火競技大会~8月23日(土)開催。

 
今年のテーマは「創造花火 半世紀」。
参加花火師の、技術と創意がたっぷりの花火大会。

毎年テーマを決めて花火をの火薬を詰めるのだろう。
花火玉、開いたときの形や色。
大曲駅コンコースに
展示していた花火玉模型

さてさて、山の向こうに日も沈み、
そろそろ打ち上げ花火の始まりです。

参加花火師の技術の結晶。
圧巻。
感動。

打ち上げ花火の画(え)をデジカメの花火モードで撮りましたが、
一発目はかなりいい画(え)で納めることができました。
でも、連発となると、前の花火の煙で肉眼ではしっかり見える花火が、
デジカメでは綺麗に収まりませんでした。
これから花火の画(え)を載せますが、大体が参加花火師の一発目です。



テーマミュージックをBGMに、次々に打ち上げられる花火。
夜空を色とりどりの宝石のダンスです。

秋田魁日報社がUPしている動画を載せておきましょう。
開始から最後までのダイジェスト。



どれもこれも素晴らしいものでした。
毎年毎年同じものがないというのが「競技花火大会」だそうです。
だから、たった一晩の夜空の宴に70万とも80万人とも言われる見物客が
訪れるのだそうです。

「去年観たからいいわ」でなく、「今年はどんな花火なんだろう?」と、
期待で膨らむ花火好きにはたまらない「大曲」だそうです。
隣り合わせたその花火大好きを名乗る人が解説してくれました。

なんといっても今年の見ごたえ物は…
打ち上げのアナウンスが流れた途端、その花火解説してくださった方が、
「これは、期待できますよ」とおっしゃいました。

NHKのBSプレミアムチャンネルで生放送されていたり、
動画サイトにUPされた方もいらっしゃいますので、すでにご覧になったと思いますが、
その素晴らしい花火のダンス動画を拝借して載せておきます。
  hoso787さんUPの動画を共有させていただきました。

一万八千発による光の夜空のダンス。
『ボレロ』
・・・・・酔いしれてください。



感動いまだ冷めず状態のまま帰路につきます。
民族大移動・・・状態。

前日に大雨だった河川敷。
ぬかるんだ河川敷。
昼間は見えた足元も、良く見えないので、
気を付けて前の人を押さないように進みます・・・・

帰りの様子は、この次にでも。


2014年8月25日月曜日

大曲花火大会・車窓~昼花火まで(身近な風景)

大曲花火大会・・・
臨時列車で出発です。

出発の当地は上天気。

秋田の大曲地方の天気も曇りから晴れマーク。

きっと、夜空に打ち上げられた花火が色とりどりに開き輝く
素敵な思いでできるだろうと、期待は膨らみます。

女三人の中に雨女はいなかった・・・o(〃^▽^〃)o♪

女三人、おしゃべりに花が咲きます。
おおよそ5時間の列車の中。

退屈もせずに時間が過ぎました。

車窓からは…
白い雲が時々見える青い空と波が打ち寄せる日本海。


反対側の車窓からは、小高い山からのぞく数基の風車。


素晴らしいお天気。
車窓の景色も抜群。
上機嫌の三人組が、「大曲」に到着です。
観光会社手配のお夕飯のお弁当を配布してもらって、
帰りの集合場所と時間の確認説明を聞いて会場へ向かいます。
ツアーガイドさんの後について花火打ち上げ会場まで歩きます。


結構遠い。 蒸し暑い午後3時近く。
「もしもの時」の雨具等の荷物が『歳』に堪えます。
大勢の人たちが、会場目指して歩きます。
どこがどのツアーのトップやらわかりはしません・・・
目印を追って、「もうだめかもしれない。」「まだつかない?」
「どのくらい歩くの?」 文句たらたら、弱音を吐きながら・・・

「おい!がんばろうよ!」と、時には励まし、
何とかツアーのグループのしっぽについていきます。

歩いていく途中途中に、秋田名物(?)「婆ヘラアイス」を二人購入。
蒸し暑くて、体の中からクールダウンしたくなった二人。
今一人はパスですって。

「甘ったるいのはいらないよ」って。
¥200なり。
これ、まだ食べていませんよ。ネットで「婆ヘラアイス」検索画像より
形がいまいちだと思うのですが・・・大繁盛日であるし、
素早くを要求される人ひとヒト・・・

暑さで融けるのが早く、お手手がベタベタ(;^_^A アセアセ・・・
おまけに一人がパスしたように、
わたくしめの自己感想としては、こんな蒸し暑いときには
この甘ったるさは不向きでした。あくまでもわたしの感想ですからね。

歩道のタイルとマンホール。(マンホールなんざぁ、久々ですよ)


歩くこと1時間半・・・・・
きっと普通に歩いたらもう少し時間はかからないのかもしれないですが、
同じ方向に向かう人、人、人・・・・・・
自分のペースでは歩けないのです。

ようやく見えてきた会場の「雄物川」の河川敷。
推定70万人から80万人の見物客だったようです。
見物客用に設置された桟敷の多さにも、確かに驚きました。

、日が沈み始めた夕方5時ころに、「昼花火」が打ち上げられました。


「昼花火」というものを見たのは生まれて初めて。
何かの大会の開会合図の花火とは違います。

一種、水墨画の世界を思わせる幻想的な印象。
青・紫・赤・黄色などの尾を引いて、気流に流されていく・・・

いいね、いいね  と、同行者といいあうのでした。

日が沈みます。
山の向こうを赤く染めながら、日が沈んでいきます。
6時33分。
数分もすると、一気に辺りは暮色が迫り、夕闇に入っていきます。
空は暗幕のように黒い色。
星もこれから打ち上げられる花火に遠慮してか、
光ることさえ忘れたような、黒のスクリーンが天井を覆っています。

「雄物川」の対岸に沿って設置された「ナイアガラ」で
花火大会の開始です。

      今日はここまで…


 打ち上げ花火の画(え)・・期待してくれますか?
ご期待に添えますかどうかわかりませんが、
編集しております。不安はありますが。





★頂いたコメントの返信

*momopyonbabaさんへ。
そりゃそりゃもう、babaさんのご想像の通り、
道中は花火より先に、かしましくおしゃべりの花が大きく咲き開きました。

babaさんはラスベガスですか?
こりゃまた、こちらにいたら「スケールの大きさ」を感じます。
あのぅ・・・お帰りのためには、ジェラルミンケースをお持ちになったほうが。
そう、もしかしたらお荷物増えるかもしれませんよ( ´艸`)゚
     (2014.8.26am3:32 追記)