2015年7月31日金曜日

カラス(身近な風景)

夕方、電線に五羽停まっていたカラス。

カメラかまえる前に一羽飛んで行って、

家族そろっての団欒を撮り損ねた。・・・のかも。


何を話しているんだろう。
いろいろ想像して物語を作ってしまう癖のあるわたし。

「ねぇねぇ、聞いてよ。今日ねぇ、・・・」って、一羽のカラスが
話し出したら、電柱のってっぺんに立ったカラスがいうの。
「おいおい、おれの話も聞いてくれよ」。


「やだ、やだぁ。わたしの話が先よ」と、体を乗り出すカラス。

くっ付いている二羽が言うのです。

「あぁ、うるさいねぇ、
いま大事なお話しているんだから、後にしてくれよ」って。

そう、どこの家庭でも見られる日常の一コマ。

「もう、わたしの話聞いてくれないんだから・・」   
   
画面から消えました・・・・
差し当たって、人なら、部屋を出て行ったというところでしょうか?
「ねぇねぇ、じゃぁ、おれの話を聞いて」

「あぁ、そうなの。
二人の話が忙しくて、おれの話しは聞いてくれないっていうのか
ちぇっ!つまんねぇ。
じゃぁ、おれも向こうへ行くわ。お二人さん、仲よくね」

「ようやく二人になったわねぇ。」
二人っきりの夕暮れ時、耳元で何やら内緒話。


と、こういう話だと、家族団らんじゃなくて、
カップルカラスのデートだったのね。
仲間のお邪魔カラスが飛び立ってくれて、
日が沈むまでを楽しんだのね。


ほら、夕日が沈んだ空。
電柱に停まっていたカラスの姿も消えました。

楽しいデートになったのかな?




2015年7月26日日曜日

お空からご縁を運んで・・・12年ぶりの帰宅(身近な風景)

コロンという犬
お空に行ってから12年。


それが『ご縁』を結んでいただいたりんママさんから
「コロンちゃんが帰りますよ」と、うれしい連絡がありました。


晴れ渡る青空に白い羊雲。
















この雲の上で遊んでいたコロンに、 「ねぇ、ちょっとお家に帰ってみる?」って、
りんちゃんが取り持ってくれた『ご縁』。
りんちゃん、ユキちゃん、こゆちゃん、見送られて
羊雲をケンケンしながら下りてきました。

「そうそう、こゆちゃんは先にお空からカーさんのところに
帰っていたんですよ。でも、きっとお空といったり来たり。
コロンの見送りもしてくれたんだと思います。・・・7月27日。追記」



りんちゃんからの「託」をりんママさんに言いました。
そしてりんママさんのところで身支度を整えてもらって、

「犬が猫に乗って」・・・・12年ぶりに来た気しました。


虹の座布団を敷いてもらい(花柄の座布団まで会ったのです)帰ってきました。
手乗りの分身まで連れてきました。

目線をコロンに合わせると、帰宅を喜んでいるかのように笑っている。

『ご縁』って不思議ですね。
ヒョンナことから人の「縁」って繋がるのですね。

『一期一会』という言葉もありますが、
『ご縁』を結ぶということも、
生きている今の時間には 大切なものですね。

一生知り合うこともなかったかもしれない人と人。
人と動物もそうですね。

コロンと私が出会ったように、
りんちゃんとりんママが出会ったように、
ユキちゃん・こゆちゃん・シミちゃんが、
そうそうりんちゃんもね・・チーママさんに出会ったように。

そして、その動物たちが私たちに
「人の縁」というものを結んでくれたのです。




西の日の入りに染まった東の空と雲。

コロンがちゃんと帰宅したかな?って、
オレンジに染まった雲の陰から
りんちゃん・ユキちゃん・こゆちゃんが覗いている。

ほら、そこ、そこに・・・・ね。