夕方、電線に五羽停まっていたカラス。
カメラかまえる前に一羽飛んで行って、
家族そろっての団欒を撮り損ねた。・・・のかも。
何を話しているんだろう。
いろいろ想像して物語を作ってしまう癖のあるわたし。
「ねぇねぇ、聞いてよ。今日ねぇ、・・・」って、一羽のカラスが
話し出したら、電柱のってっぺんに立ったカラスがいうの。
「おいおい、おれの話も聞いてくれよ」。
「やだ、やだぁ。わたしの話が先よ」と、体を乗り出すカラス。
くっ付いている二羽が言うのです。
「あぁ、うるさいねぇ、
いま大事なお話しているんだから、後にしてくれよ」って。
そう、どこの家庭でも見られる日常の一コマ。
「もう、わたしの話聞いてくれないんだから・・」
画面から消えました・・・・
差し当たって、人なら、部屋を出て行ったというところでしょうか?
「ねぇねぇ、じゃぁ、おれの話を聞いて」
「あぁ、そうなの。
二人の話が忙しくて、おれの話しは聞いてくれないっていうのか
ちぇっ!つまんねぇ。
じゃぁ、おれも向こうへ行くわ。お二人さん、仲よくね」
「ようやく二人になったわねぇ。」
二人っきりの夕暮れ時、耳元で何やら内緒話。
と、こういう話だと、家族団らんじゃなくて、
カップルカラスのデートだったのね。
仲間のお邪魔カラスが飛び立ってくれて、
日が沈むまでを楽しんだのね。
ほら、夕日が沈んだ空。
電柱に停まっていたカラスの姿も消えました。
楽しいデートになったのかな?
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