2015年7月31日金曜日

カラス(身近な風景)

夕方、電線に五羽停まっていたカラス。

カメラかまえる前に一羽飛んで行って、

家族そろっての団欒を撮り損ねた。・・・のかも。


何を話しているんだろう。
いろいろ想像して物語を作ってしまう癖のあるわたし。

「ねぇねぇ、聞いてよ。今日ねぇ、・・・」って、一羽のカラスが
話し出したら、電柱のってっぺんに立ったカラスがいうの。
「おいおい、おれの話も聞いてくれよ」。


「やだ、やだぁ。わたしの話が先よ」と、体を乗り出すカラス。

くっ付いている二羽が言うのです。

「あぁ、うるさいねぇ、
いま大事なお話しているんだから、後にしてくれよ」って。

そう、どこの家庭でも見られる日常の一コマ。

「もう、わたしの話聞いてくれないんだから・・」   
   
画面から消えました・・・・
差し当たって、人なら、部屋を出て行ったというところでしょうか?
「ねぇねぇ、じゃぁ、おれの話を聞いて」

「あぁ、そうなの。
二人の話が忙しくて、おれの話しは聞いてくれないっていうのか
ちぇっ!つまんねぇ。
じゃぁ、おれも向こうへ行くわ。お二人さん、仲よくね」

「ようやく二人になったわねぇ。」
二人っきりの夕暮れ時、耳元で何やら内緒話。


と、こういう話だと、家族団らんじゃなくて、
カップルカラスのデートだったのね。
仲間のお邪魔カラスが飛び立ってくれて、
日が沈むまでを楽しんだのね。


ほら、夕日が沈んだ空。
電柱に停まっていたカラスの姿も消えました。

楽しいデートになったのかな?




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