上の空・・・朝の会話・・・（身近な風景）

今朝は冷え込んだ。
でも足元は良かったのでいつものように早朝ウォーキング。
月は出ていなかったけれど、
冷え込んだ夜明けの空には瞬いている星が空いっぱいにはっきり見えた。

朝仕事の手を止め、見上げた電線。

ふぅ～む。
鳥の社会も人間のそれも、『いずこも同じ』という風に見えた。


あのね・・・きのうね・・・　　　うん・・・

ちょっとぅ、聞いてるの？　

うんうん、ちゃんと聞いてるよ。
それでなんだって・・・



前は同じ方向見てた時もあったのになぁ・・・
今じゃなんだよ。

こっちがあっち向いていたって、同じ方向にちっとも興味示さないし・・



だからなんなのよ・・・
だからなんなんだだよ・・・



ほら見てごらんなさいな、お腹当る朝日の温かさに感謝しましょう。

なんか話の方向が違ってないか？・・・

というより、何の話をしていたんだっけ？



・・・・・・無言
・・・・・・無言




だから、

うんうん、それで？
それでどうした？
それでどうしたの？


へぇ、そぅ。 あぁ、そう・・・・。



ひぇ～、びっくりな話ねぇ、それは・・・



あれ？ここで驚いてよかったのか？

話はまだ続くかなぁ・・・・




さぁて、でかけるか・・・

さぁて、お片付けしようかしら・・・

行っちゃうの？
行くのか？



居ないじゃないか！！
居ないじゃないの・・・・

どっちの鳥がどっちやら・・・・
お互いの話もお互いに上の空での返事。