2013年4月22日月曜日

トキのひなが死んだ。パパ朱鷺、お疲れ様。(身近な風景)

今日の空
吹く風はまだ『春の風』のはほど遠い冷たさ。
昨日の雨の一日の空と打って変わって、青空。
寒さもいくらか和らいだ今日。
パパさんトキの子育て。
引かしたトキのひなが今朝死んだそうだ。
今月17日に一羽のひなが孵化し、環境省のライブ映像にその模様が
映し出されていた。
ママさんトキに家出され、それでもパパさんトキは頑張った。
孵化した雛にエサを与え、卵を温め続けた。
21日にもいひとつの卵から雛が孵ったようだった。

頑張ったね、トキののパパさん。
「父子家庭」になって、先に帰った雛にエサを与え、夜は温めてやり、
まだ孵らない卵を温め、見事にひなを誕生させた。

でも、トキのパパさん一羽(ひとり)の力はそこまでだったんだね。
エサを捕りに行けば、雛たちを温めてやり、
天敵から守ってやることができない。
雛たちとずっと一緒にいたら、雛たちのお腹がすく・・
どうしても、巣から出てエサを捕りにいかなければならない。
エサ不足?保温不?だったのだろうか?
先週末は山手のほうは雪交じりの寒さだったようだし、
佐渡もきっと寒かったんだろうね。
絵葉書より

新潟県知事政策局広報広聴課
パンフレットより

大空を羽根を広げて飛ぶこともなかった二羽のひな達。
数日と数時間のこの世での生命だった。

パパさんトキ、巣からひなを落としたそうな…
自然の法則。
本能
死んだひなは巣の外へ。

頑張ったね、って声をかけてやりたい。
残念な結果だったけれど、「お疲れ様」って。


庭のボケの花が満開


お立ち寄りの記念にポチッと押して下さったらうれしいです。
 


0 件のコメント: