吹く風はまだ『春の風』のはほど遠い冷たさ。
昨日の雨の一日の空と打って変わって、青空。
寒さもいくらか和らいだ今日。
パパさんトキの子育て。
引かしたトキのひなが今朝死んだそうだ。
今月17日に一羽のひなが孵化し、環境省のライブ映像にその模様が
映し出されていた。
ママさんトキに家出され、それでもパパさんトキは頑張った。
孵化した雛にエサを与え、卵を温め続けた。
21日にもいひとつの卵から雛が孵ったようだった。
頑張ったね、トキののパパさん。
「父子家庭」になって、先に帰った雛にエサを与え、夜は温めてやり、
まだ孵らない卵を温め、見事にひなを誕生させた。
でも、トキのパパさん一羽(ひとり)の力はそこまでだったんだね。
エサを捕りに行けば、雛たちを温めてやり、
天敵から守ってやることができない。
雛たちとずっと一緒にいたら、雛たちのお腹がすく・・
どうしても、巣から出てエサを捕りにいかなければならない。
エサ不足?保温不?だったのだろうか?
先週末は山手のほうは雪交じりの寒さだったようだし、
佐渡もきっと寒かったんだろうね。
絵葉書より |
新潟県知事政策局広報広聴課 パンフレットより |
大空を羽根を広げて飛ぶこともなかった二羽のひな達。
数日と数時間のこの世での生命だった。
パパさんトキ、巣からひなを落としたそうな…
自然の法則。
本能
死んだひなは巣の外へ。
頑張ったね、って声をかけてやりたい。
残念な結果だったけれど、「お疲れ様」って。
庭のボケの花が満開
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