2011年12月30日金曜日

冬の山と今年の御礼(身近な風景)

雪が段々降りてきた。
間もなく真っ白になるのだろう。

標高の高い遠くの山は、すでに真っ白だ。

雪山の上空を飛行機が一機飛んでいる。

小さな鳥にしか見えない
小型ジェット機。


黒い点はまるで画面の汚れだ。

クリスマスイブの午後の雪山の顔 。
クリスマス寒波がやってくると天気予報の出ていたころ。
山は霞んでいる。
標高の高い山の方で日が差し始める。


冬の山、雪で白くなって縁どられている。


あれからすでに数日経過。
冬も本番になってきた。
今日と明日・・今年もすでに終わる。
「お山が真っ白」になって、そしてまた雪は解け、
青い稜線を見せるだろう。
何事もなかったかのように、自然の営みは繰り返していく。

今年は3月11日に「東日本大震災」に見舞われた日本。
翌日は12日は新潟・長野県境地震。
各地の地震・各所の洪水。ほんとうに「自然災害」としては
「もう、たくさん!」というほどあった。

悲しみの中、不安の中、怒りの中、それでもそこには小さな笑顔が生まれて
いたことも事実だ。人との結び付き、お互いにお互いを気遣い、いたわり、
『お互い様』『感謝』という言葉を再認識させてもくれた。

有名観光地・有名アミューズメントパークで「福島ナンバーの車」に落書き
されたと 聞いた。「福島ナンバー」の車に乗っている人に対してまるで
〇〇の様に(とても文字を入れられません。)言われた人もいたという。
この事実・・同じ日本人としてとっても悲しく思う。

わたしは「人助けに理由はいらねぇ」という『スコップ団』の言葉が
今年はとっても胸に響いた。
彼らの活動がこの日から始まったことを知った。
「人助け・・」。これはすべての生き物に通じるるものだと思う。

今年も今日・明日で終わり、新たな年が始まる。
「お互い様」と「感謝」と「愛する」という気持ちを持ち続けたいが、
ともすると忘れがちになる日常。当り前が当たり前でなくなる突然。
・・・今年のことを思い出して、また一年。そしてまた一年。
何年先ではなくとも明日を、明後日を迎えるために、
今日を笑顔で過ごしたい…出来るだけ笑顔で過ごせるようにと
自分に言い聞かせて今年の締めくくりにしようと思う。

  (きっと、来年もあれこれ愚痴ってしまうだろう。
   わたしという人間【できていない】からねぇ。)

今年一年間、お立ち寄りくださいました方々ありがとうございました。
年明けにまたマイペースで「拙い文」を書きます。
よろしくお願いします。
皆様が穏やかに、お健やかに年末年始を迎えられますようにと
お祈り申し上げます。本当にありがとうございました。



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★頂いたコメントの返信

*Kaltupabashi asakusaさんへ

「風邪」?が長引いておられるようですね。
梅雨前線も北上し、気温も安定しませんので、
体調の変化は大変かと思います。
お大事になさってください。

「福島」だけでなく、復興はまだ終わっていないということを
心してと思っています。
    (2015.6.5pm1:44 追記)