2015年10月20日火曜日

待合室にて・・・(身近な風景)

・・・・・(;^_^A アセアセ・・・お・おはようでしょ?








先回と違う病院です。

70歳代とお見受けする女性と30歳代の女性の二人組。
待合室(ホール)のシートの隣に座った。

座る動作の時に
   70代の女性をAとしておきましょう。30代の女性はB
B「寒くないですか?」
A「大丈夫です」

A「今日はごめんなさいね、こんなところに付き合わせてしまって」
B「いいんです。気にしないでください。ついでと言っては何ですが、
  ほかにも用があったからいいんですよ」

二人でシートに腰掛けた。

Aが私の隣。
A「せかくのお休みだったんでしょ?」
B「午後から用があるので、午前中は空いてたんですから
気にしないでください。それに午前中の家のことも終わってきましたし・・
ねぇ、お母さん、もしお母さんがお嫌じゃなかったら、
ここが終わったら帰りにお食事していきませんか?」

お母さん…???お義母さん・・・嫁姑なのね・・・って
いらんところへ想像が働く。
姑の通院に嫁が付き添ってきたのね。
それも仕事持ってて休みを取ったのか…???

べつに聞き耳立ててたわけじゃないけれど、
待合室(ホール)での隣り合わせた人の会話はしっかり耳に入るものよ。
だって、待っている間「暇」なんですからね。

A「食事?」
B「ええ、いただいた食事券があるんですよ。
  三人四人で行ったんじゃ、足りないんですけれど、
  二人だったら十分ですから、ね、お母さん如何ですか?」

いい嫁じゃないの。聞いていたこっちが『うらやましい!!』って思うくらい。

A「食事券?家族と行けばいいわ。足りない分援助してあげるから。
  わたしとなんかよりみんなで行けばいいわ」
B「みんなと行くには足りないんです。家族とはちょいちょい行ってますから。
  お母さん、行きましょう」
A「私より、みんなでいけばいいわ」

ば、ばあさん(あっ、失礼しました。自分の年齢を無視しちゃって)、行ってやりなさいよ。
優しい嫁さんじゃないの。
せっかくのお嫁さんのお誘い。
こんな時はお断りしちゃだめよ。
誘ってくれたお嫁さんの気持ち汲んでやりなさいな。
足りない分援助するなんて、今この場に合わない言葉ですわ。

Aの方をポンポンと叩いて、そういってやりたいくらいだった。

そんなこと思っているうちに

「〇〇さ~ん」と診察の順番が来て呼ばれた。

診察を終えて待合室(ホール)に戻った時には、
先ほどの二人組のことはすっかり忘れていた。

家に帰ってから、ふと思い出し、
そういえば、あの後どうしたんだろう。

優しいお嫁さんのお誘いで
おいしいお昼を食べていたらいいなぁって。


今日の画(え)、
追いかけきれなかった頭上飛行して行く旅客機。

翼の下がピンク・・赤?・・・・JA10RJかな?



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