2010年10月2日土曜日

「ぶりかま・女がに」そして金木犀

金木犀が今朝急ににおい始めた。
昨日まで(・・?うん????言う程度だったのが、今日の暖かさで
一気に開花。ここぞとばかりにあの独特のにおいを発している。
花の命は短くて・・数日の間のこと。はらはらと小さな花は散っていく。
この金木犀のにおい・・やっぱり秋。秋の到来を実感。
服装も残暑で秋の装いも遅れ、果実・野菜はなりが悪く、それでも
口にはしている。金木犀・・庭に一本のこの木の花が咲き、
匂いが漂ってくると、強烈に秋の深まりを感じる。
そして、一種独特の「もの寂しさ」。メランコリー・・ただし、「欝」ではない。
秋のもの哀しさ・・とでもいうか、ひとり「乙女チック」に浸る・・なんてね。
                                  (*^_^*)
食欲の秋・・秋の果物の粒が例年に比べて小さいという。
梅雨時の少雨、猛暑続きで甘みは凝縮されているが、
粒が小さいという。うぅ~ん。姿かたちが悪くても、おいしければいい。
果物はたっぷり。幸せいっぱい(^_^)
梨は「幸水」がおわり、「豊水」「二十世紀」の時期になった。
「海の幸」にも幸せいっぱい。
昨日は大きな「ブリカマ」が手に入った。アブラも乗って・・♪♪
ほらね、こんなに大きいのです。カマの身の厚さ。うれしいねぇ。
早速に「醤油・みりん・日本酒」そして臭み取りに「長ネギ」の青い部分と
(豚肉の角煮とかにも使うので、我が家では絶対捨てない。)
生姜の一片を入れて数時間漬けて置く・・。
グリルで焼くこと20分少々・・・
写真は失敗。ちょっと不気味な目と口。裏返せばよかった(-_-;)
それにしてもこれだけ大きいと、グリルで焼いて、返し焼きのときは
そりゃぁもう大変。かなり重いから、実が崩れそうになるしで。(>_<)
兎に角焼けた・・アブラもたっぷり・・食べこたえもたっぷり(^^♪ お次は
女蟹(めがに)・・・甲箱蟹(こうはこがに)・・ズワイ化にのメス。
一般的のに知られている「ズワイ蟹」はオス。
一回りどころか、二回り、三回りも小さい蟹。
   泡拭いている・・生きた蟹をかってきた。
生・・色が悪い。茹で上がりお風呂上りのように赤くなった。
これはまだ生の蟹
矢印は「外子(そとこ)」といわれる卵。
プチプチしていて大好き。数の子が嫌いという人はそのプチプチ感らしい。
そういう人はたぶん駄目だろう・・?
でもわたしは子供のころからこちらの蟹のほうがなじみがある。
県外で暮らしていた時、無性に「女蟹」が食べたくて仕方なかった。
どこを探しても無くて、花咲ガニ、毛蟹。それこそズワイ蟹と
いろいろ打ってはいたけれど、わたしにとって「蟹」とは
「女蟹(めがに)」に他ならない。

茹で上がり・・手前は「外子」。濃厚な蟹味噌が光っている。
その上と横にある赤オレンジは「内子(うちこ)」といって
未熟性卵である。これもまたモッチリ(ちょっと表現のしようがないなぁ)
していてなんともいえないおいしさ。
かにの本来の身こそ少ないけれど、この大きさから足の太さもそれなりだ。
(蟹の身をたっぷりと・・という方には物足りないだろう。)
甲羅の中身の濃厚さは、たまりませんよ。
もちろん足のほうの身もお味はいいし・・
わたしは足の身はどちらかといえば、どうでもいい。
「内子(うちこ)」「外子(そとこ)」「蟹味噌」
蟹専用スプーンで掬い取る・・お口にはこぶ♪♪(^_^)

さぁ、今日(昨日のこと)は二品出来た。
秋の気温としては暖かかったので、ビールもおいしく飲めるだろう。

(ブリカマ・・大きすぎて、この歳にはこの大きさのアブラが
 飽きてしまった・・という罰当たりなことを思った)

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