今日「春一番」が吹いた。と、気象台が発表。
未明から外で風がゴウゴウ鳴っていた。
時折の強風を超えて暴風の唸りを、まだ醒め切らぬ頭の中で聞いていた。
「雨も降っている?」のかと、ぼんやりした頭でありながら、耳を澄ます。
屋根や窓をたたく雨の音は聞こえない。
道路を走る車のタイヤが水を切る音も聞こえない。
そしてまたウツラウツラ・・・・
何時もの起床時間。
カーテンをそっと開けて外を見る。
日課のウォーキング時に
「降っているにしろ、止んでいたらいいな」と思った雨は降っていた。
でも、
雨も大したことない。
風も凪いでいるじゃん。 ということで、日課をこなしに歩きに出た。
・・・・・はいいけれど。・・・
大したことないと思った風が、
傘の骨をへし折った。
歩き出したときは、進行方向の背中からの追い風だったし、
そんなに「抵抗が強い」風ではなかったのに。
降ってくる雨の量も大したことなかったのに。
歩きながら、吹く風を言い訳にして、「今日はうぅ~んと端折って、ここらで引っ返そう」と
クルリと向きを変えた途端、ものすごい向かい風になった。
足を踏ん張る!!
傘を持った手に力を入れる。
「これじゃ無理だ!!傘差しは無理だ!!」と、傘をたたもうとした矢先に、
手になんだか「変な」感触。
そう、傘の骨が見事ぐにゃり。
16本骨の結構風に強い傘だったんだけれどね。
「春一番が吹いた」 っていったって、
春本番はまだ先のこと。
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