2019年2月4日月曜日

春一番と壊れた傘・・・(身近な風景)

今日「春一番」が吹いた。と、気象台が発表。

未明から外で風がゴウゴウ鳴っていた。
時折の強風を超えて暴風の唸りを、まだ醒め切らぬ頭の中で聞いていた。

「雨も降っている?」のかと、ぼんやりした頭でありながら、耳を澄ます。
屋根や窓をたたく雨の音は聞こえない。
道路を走る車のタイヤが水を切る音も聞こえない。

そしてまたウツラウツラ・・・・

何時もの起床時間。
カーテンをそっと開けて外を見る。
日課のウォーキング時に
「降っているにしろ、止んでいたらいいな」と思った雨は降っていた。
でも、
雨も大したことない。
風も凪いでいるじゃん。   ということで、日課をこなしに歩きに出た。
                         ・・・・・はいいけれど。・・・

大したことないと思った風が、
傘の骨をへし折った。


歩き出したときは、進行方向の背中からの追い風だったし、
そんなに「抵抗が強い」風ではなかったのに。
降ってくる雨の量も大したことなかったのに。

歩きながら、吹く風を言い訳にして、「今日はうぅ~んと端折って、ここらで引っ返そう」と
クルリと向きを変えた途端、ものすごい向かい風になった。
足を踏ん張る!!
傘を持った手に力を入れる。

「これじゃ無理だ!!傘差しは無理だ!!」と、傘をたたもうとした矢先に、
手になんだか「変な」感触。



そう、傘の骨が見事ぐにゃり。
16本骨の結構風に強い傘だったんだけれどね。


    「春一番が吹いた」  っていったって、
     春本番はまだ先のこと。



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