2018年8月28日火曜日

猫に呼び止められた・・・(身近な風景)

「欲しい」という時に言うこと聞いてくれず、
そろそろ「ゲップ」・・お下品でm(__)m・・・が出そうだから「もういいよ」って
言っても言うこと聞いてくれず、結局のところ思い通りにいかない雨。

昨日夕方遅くに土砂降り。
降ったりやんだり・・・深夜にはいったん上がり、わたしの日課の早朝散歩時間に
ポツリポツリと雨粒を落とす空。

一応キャップをかぶっていたけれど、傘を差して歩き続ける。
散歩する時間には変わりないけれど、日一日と足元が暗くなってくる。

もう少し遅い時間にしなきゃならない時期に来ている。
でもね、晴れていればこれからこの時間は未明の空にきれいな星々が瞬くのを
見ることができるので、なんとも「捨てがたい時間」だ。

今朝は雨空の暗い早朝散歩になった。
星々の瞬きも見られないし、雨脚が激しくなればスニーカーの足元が
ずぶ濡れになるやもしれず。  そんなこと思いながら歩いていた。

散歩コースの終盤近くになって来たとき、後ろから「ニャ~ン」という声が聞こえた。
いや、正確にはだみ声の「ニャ~ン」だ。
後ろを振り返った。
「にゃ~ん?」  これはわたしが泣き声の主に勝手につけた呼び名で「にゃ~んなの?」って
尋ねている「にゃ~ん」だ。
わたしの問いかけに「ニャ~ン」と応えた。
だみ声のように聞こえた「ニャ~ン」は
「おい!!気づけよ!!」という呼び声だったのかな。

わたしの姿を見たのか、はたまた足音を聞きつけたか。
ともかくこれまで遇った場所でないところで呼び止めてくれたのだ。
道路わきでしゃがみこんで背筋を撫でてやる。
猫も小雨の中の散歩だったらしく、少し毛が濡れていた。
顎を撫でてやる。・・・顏を擦り付けてくる。
背筋、顔を撫でる、スリスリしてくる。背筋、顔を撫でる、スリスリしてくる。 
これの繰り返しを何度かやって、
『じゃぁ、行くよ。雨が強くならないうちにお家へ帰るんだよ。
車に気を付けてね・・・』って言い終わらないうちにヘッドライトが差し込んできた。

猫はサッと道路わきへ走りこんで行った。
そのまま走り去りはしないこの猫。
車が通り過ぎて、そして猫とわたしは
「じゃあまたね」
「ニャァ~ン」と挨拶かわして別れた。

挨拶を交わした・・・作り話の様でしょ?
わたしの『じゃぁまたね』という言葉に『ニャァ~ン』と応えたこと。
たまたま偶然なのかもしれないけれど、
わたしは挨拶を交わしたんだと思う。思いたい

小さな雨粒がポツリポツリのうちに帰り着いた。
玄関前に足を踏み込んだとき、ピカッと雷が光った。
しばらくして土砂降り。  ε~( ̄、 ̄;)ゞフー

8時18分 そろそろお出かけの支度しなきゃ。
     どっこいっしょっ!!

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