2012年9月1日土曜日

懺悔・・(身近な風景)


昨日の朝・・・いつものようにウォーキングの真似事。
 残暑は厳しいし、夜の「熱帯夜」からも脱出できないでいる夏の終わり。
テクテクとと歩いていた。
ペットボトル500mLの容器を持って歩いていた。
このペットボトルには水。キッチンハイターが2~3滴入っている水。
もちろん飲料用ではない。
キッチンハイター入りの水・・・飲むわけないし。
ウォーキングコースの途中に、両親のお墓がある。
毎朝、「おはよう」とお墓の前で声をかける・・・ていつかも書いたと思う。
その時花立ての水を取り換えるのだ。
キッチンハイターを2~3滴入れているのは、花持ちがいいことと
花立ての中が、ドロドロにならないという利点。

立秋を過ぎると、急速に夜明けが遅くなる。
 6~7月にかけて、段々と足元が明るい朝の4:00過ぎ。
今じゃまだ暗い。
月明かりと・・・昨日はブルームーンだったっけ・・・街頭に照らし出された道を歩く。
新聞配達・牛乳配達に出会う。
コンビニの前では、たまぁ~に「たむろ」っている若者がいる。
テクテク・・結構早足・・この時期はかなり汗ばむ。
首には濡れタオルを巻いている。

お墓の前で花立ての水を取り換える・・・ペットボトルの口を傾げ水を注ぐ。
残暑の日中、供した花が水を吸うより蒸発してなくなる。

薄暗がりの中、「おはよう。お花はまだきれいかな?
明日あたり取り替えようね
今日はお水替えていくからね」とぶつくさひとり呟く。
 左右の花たてに水を注いだ後、ペットボトルを持ったら
かすかに「カラン」と音がした。
キャップが完全に締まってなかったのかな?
キュキュッキュとキャップを締め直し、ペットボトルを手にする・・
まだ何か音がするような・・

まぁいいか。キャップがしっかり締まっていることを確認し、
帰路に就く。
テクテクテク・・・・
家に帰りついて、電気もつけずぼんやり見える家の中の配置。
感覚だけで、いつものように「空」になったポットボトルを
所定のところへ置く。

歩いてきた後の水分補給・・・冷えた「爽〇美茶」をコップで2杯
ゴクゴクと流し込む。

汗を流す・・・着替える・・もちろんこの時は電気をつけている・・
    ☆  ☆  ☆  ☆


「おい、アマガエル捕まえてきたのか?」

「はい?」ヽ(~~~ )ノ ハテ?何言っているのか理解できない。

「アマガエルがいるぞ」

「(゚ロ゚;)エェッ!?  アマガエル?どこかにやってよ」

「ペットボトルの中にいるぞ」

「ペットボトルの中?」

「捕まえてきたんじゃないのか?」



「捕まえてくるわけないじゃないの!」

「ペットボトルの中??????なぜ?どうして?」
ははぁ~ん、カラカラと音がしたと思ったのは空耳でなかった。
キャップのしまりの悪さじゃなかった・・・
カエルがいた・・カエルが入っていたんだ!!
花立の水を注いだ時、ペットボトルの口へ飛び込んだんだねぇ。
ミラクル!ミラクル!!



なんでまたこんな中に入り込んだかねぇ…
苦しかろう…ミラクルの記念にお写真を・・ ハイ、パチパチパチリ。


(゚O゚;アッ!と気づいた。
記念写真と行っている場合じゃない!!

ただの水のペットボトルではなかった・・・
キッチンハイターが混ざっていた水が入っていたポットボトルだ。
 
さぞや苦しかっただろう・・
急いで庭に放した。




あぁ、どこの宗教にも属していないけれど、
神様仏様。ここに懺悔いたします。
殺生したのでしょうか?



どうか、アマガエルが元気で生き延びたと。






うん?入った場所まで連れ戻せばよかったか?
これとて後の祭り・・
ペットボトルから出されたアマガエルは、ぎこちないピョンピョコで
行ってしまいました・・・・お達者でぇ~~~~(^.^)/~~~



もう今日は9月。秋風が吹いてもいいころ。
  2012.9.1.13:01の空

この懺悔文、50分近くもかかった。

                    駄文・長文に懲りずに


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