地震に襲われ、災害に襲われ、不安と恐怖の中。
被災地の人々は・・・
「官」の救援が間に合わないのか、食べ物を買い求めて
コンビニ・スーパーへ行く。
そこではきちんと並んでレジを待つ人々。
不安と恐怖と混乱と、その中でもしっかりと順番を待つ行列。
特にこんなときは「遅い」とか文句をいう人もなく、順番を待つ。
我先にと・・「お祭り行事」でもない限り、混乱があればあるほど
しっかりと順番を守って並ぶ。それが「日本人」。
2005年12月22~23日にかけて
「新潟大停電」といわれるものがあった。
そのときも真っ暗なコンビニ・スーパーで「懐中電灯」や「乾電池」
「飲食料」を求めて真っ暗な中に人々は並んだ。
店員は電動レジは使えないから、携帯電卓で販売金額を打ち出す。
人々はじっとそれを待つ。
後ろの人の顔も満足に判別できない暗闇の中。
人々はジッと並んで十分の順番が来るまで並んで待つ。
略奪も暴動も起こらず、じっと順番を待つ。
福島県いわき市の給水場でも300mほど人々が並んでいると
報道があった。並んでいる人たち全員に、ここでの給水場では
行き渡らないかもしれないと言われているにもかかわらず、
人々は一歩一歩前に進んで自分の順番が来るのを待っている。
自分だけでないのだ。みんな同じに被災しているのだと。
列を乱すことなくならんでる。
これが「日本人」。
救済活動がスムースに行かず、長引けば「疲労」で気持ちも
すさんでくるだろう・・・・それでもそれでも「日本人」。
絶対にこの災害から「立ち上がる」ことができる。
2 件のコメント:
ニュースを見てあまりにも甚大な地震の被害に言葉が出てきません。被災者の方はどんなに辛い思いをしているか・・・はるかに想像を超えていることでしょう。
こんなニュースの中で日本人気質のよい面の報道はほっとしますね。
東京は交通ストップ以外は一部の建物の被害で済みましたが、多くの人が危機を感じてスーパーやコンビニで食料品が品薄になってました。特にカップラーメン。
Re>タビーさんへ。時間が経過するほどに被害の拡大。目を覆うほどのすごさです。現実です。遠く離れた「国」のことではなく「日本国内」。のど元と過ぎれば・・でなく、いつも心していなければならないものとつくづく思いました。そして、「日本人として持って生まれた気質」も大切にしたいと思いますよね。
(使用ブログの関係で、返信の私自身のコメントに「さん」が付くことをご了承くださいm(__)m)
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