「あなたより辛い思いしている人いるから」
「あなたより苦しんでいる人いるから」
「あなたより痛い思いしている人いるから」
だからどうだっていうの?
今現在、「辛い」「苦しい」「痛い」思いをしている人に、
自分より「上」「下」がいるからまだ「マシ」っていうこと?
それはないよ!!
その人は今現在「その人の最上級」で「辛い」「苦しい」「痛い」のだから。
自分より「上」「下」がいる というのは上からの押し付けではなく、
本人がそれに気が付いて、自分の気持ちを落ち着かせるのならいいけれど。
「あなた以上の人がいっぱいいるんだから、もっと頑張らなきゃ」って、
わたしに言わせれば、「禁句」の何物でもない。
自分より「辛い」「苦しい」「痛い」の度合い「上」「下」の人がいる
他人に言われるまでもなく、きっと分かっている・・・落ち着いて周りを見渡せばね。
でも、それができない現状の人に、
「ねぇ、ちょっと立ち止まって周りを見てみようよ、何が見える?」って
少し遠くから周りを見るようにしてやるくらいがいい。
「今はあなたよりうんと辛い思いしている人がいる。
その人たちはそれでも頑張ってそれを乗り越えようとしている」
「だからあなたも頑張らなきゃ」
ひとそれぞれ、「あなたより・・・」で奮起する人もいるだろう。
「あなたより・・・」で心身窮状から心穏やかになるなる人もいるだろう。
そう、人それぞれ。 だとは思う。
「辛い」「苦しい」「痛い」で上下をつけちゃいけないとは思う。
だけれど、
自分の中で基準を設けて、特に日本人は「普通」「標準」が大好きな国民
☝ あくまでも私感ですのでご承知を。
に違いないので、それで現状を受け入れて前に進めるならば。
本人が「私より辛い・苦しい・痛い思いをしている人がいるに違いない」と
気持ちを切り替える一つになるならば。
そして
「まだまだ負けて堪るか!!」 と思ってくれれば。
何が言いたいか って、書いていてなんだかわからなくなった。
他人から見てどんなに些細な「辛さ」「苦しさ」「痛さ」の訴えであっても
訴えている人にとって「最上級」だから、
「あなたの辛さ・苦しさ・痛さはまだましよ」とは言ってはいけない。
他人(ひと)の悩みを「聞く⇨聴き上手」になるのは難しい。
ということ。







0 件のコメント:
コメントを投稿