2019年12月7日土曜日

雁木(がんぎ)・・・(身近な風景)

数日前の雨降りの午後。
珍しく車の「助手席」に乗っていたわたし。

 雨にけぶる「紅葉」の山々。
 

田んぼのところどころに、白鳥の集団が落穂ひろいをしていた。
  残念ながら、収めることができなかったけれど。


雨粒が打ち付けている車の窓ガラス越しに見えるのは・・・






これが「朱色」だったら、どこぞの「稲荷神社」の鳥居と勘違いする????

 

いやいや、「鳥居」と思う人はいないだろう。

「雁木(がんぎ)」という。



 歩道に屋根がついて・・・アーケードと呼ばず「雁木」という。
「雁木」、風情ある言葉です。

道路沿いの家々が庇を伸ばして冬の積雪時の道路を確保する雪国の暮らしの知恵です
民家から突き出した雪よけの長いひさし
ひさしの下は私有地だが、公の歩道のように使われる
  
詳しくは、Wikipedia雁木造 を参照


一度は朽ち果てて、ところどころつながりもなくなった「雁木」が
真新しく連なっていた。

そういえば、あれはいつのことだったのか?


2011.7.15  「牧之通り・・・」


『牧之通り』へ行ったのは???
☝ 南魚沼市ウェブサイト




降雪・積雪何十年か前より減っている(?)ようだけれど、
「雁木」があると無いとでは大違いの この地に住む人たちの冬の生活。

雨・雪で濡れずに街中を歩けるってことに、うらやましいくもある。
玄関を一歩外に出てもず~と「雁木」の中を歩けるもんねぇ。
・・・このうらやましさは、あくまでも「外」に住むわたしだかからだ。

外からはうかがい知れない「雪」の日の生活があるのだろう。



16:35過ぎ、見上げた空は久々に夕日に染まった空。









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