2014年12月19日金曜日

「パックリ割れ」(身近な風景)

乾燥するこの時期。

お風呂で角質が柔らかくなったかかとを「軽石」でスリスリ。

これっていいのかどうか・・・ただ「軽石」は昔からありますし・・・

今はね、電動の角質取りもあるそうですよ。

お風呂上がりに保湿剤を塗る。

水仕事・・・本来が丈夫でないわたしの皮膚。
この時期は特に荒れますね。

もっと荒れる人も多いのでしょうが、
水仕事用の手袋しても、水仕事の前後にクリームでバリアしても
指先ガサガサ。
爪の横はささくれ立ってくるし。
爪そのものもパキパキ割れ目が入って、
なんだかんだと引っかかって仕方ない。

引っかかるから割れ目も深くなる・・というスパイラル。

今年は久々に指先がパックリと来ちゃいました。
いつパックリとなったのか不明。

なんだか引っかかるなぁと思った時には、
しっかりと切れ込みが入っていました。
このパックリしたところだけでなく、
周りの指の腹もちょっとした力で押すと痛いのですが・・・

細菌でも入ったかしら?
だったらもっと『赤み』でも増して『腫れ』の症状でも出るんじゃない?

皮膚科行く?

そう、こういうときって迷うのです。
まぁ、とにかく・・・・パックリしたところから血がにじんできたし。

こまっまじゃぁねぇ。
手持ちの塗り薬でいいのかさえもわからないし。

やっぱり一度皮膚科に行って来よう。


たかが「手荒れ」と侮るなかれ。
「手荒れ」とは「進行性指掌角皮症」というり立派な医学病名があるのです。
進行性指掌角皮症」という病名になじみがなくとも
『主婦湿疹』という病名は聞いたことが多いかも。

悪化させたらこれまた大変。症状参照はこちら

まぁね、今回は皮膚科に言って正解だったかな。
年末年始にかけて、水仕事が多くなるし、
これ以上パックリが増えたら困るしね。

毎年冬の手荒れはこの程度はあったけれど、特に年末が近づくにつれて
指先はガサガサがひどくなるばかりでした。
でも、パックリはここ数年記憶ないなぁ。

指紋の溝もなくなりそうな年齢。
だからといって、パックリはいただけないですよ。


午前中診察時間ぎりぎりに皮膚科で受診。
処方された
「パックリ割れ」の三点セット。
アンテベート少量はパックリに刷り込む。
真中の青いケースに入った軟膏は、「亜鉛華軟膏」
これは広めのガーゼ付絆創膏塗りこんでから
パックリ割れのその周りに貼る。
ヒルドイドソフト軟膏は手指に塗る。
『アンテベート』は一日2回塗ってほしいけれど、
主婦としたらそういうわけにもいかないと思うので、
とにかく寝る前に三点セットを塗って下さい。
ヒルドイドソフト軟膏は、多少たっぷり目に。
これは一日五回。
まぁ、水使った後に必ず塗っておいてください。

この時期水を使えば冷たいし、
かといって、食器洗いに洗剤とお湯を使うと、
手指に必要な油分まで取れちゃいますからねぇ・・・

よくわかっていらっしゃるDr.。
女医さん・・・もしかして主婦女医さんかしら?
と、説明しながら自身の手を見るDr.

あら、私の手も今にもパックリ来そうなほど乾燥しているわ。

とDr.はつぶやいたのでした。


ばね指にスワンネック指。そしてパックリ指。
これがわたしの手指の現状。


皆様も、お顔だけでなく、頭のてっぺんから手指の先足の先まで
乾燥には十分お気を付けくださいませ。





★「パックリ割れ」のその後の指。

皮膚科に行ってから一週間目程の指。


「パックリ割れ」の箇所は、水で滲みることもなくなり、
押しても痛みはなく、割れ口の皮もカサカサに乾いています。

ゴム手袋をしてはいるのですが、
指先の荒れ方はかなりだけれど・・・ストッキングなんて履けない・・って。
年末のなんだかんだの「水仕事」。
カサカサ荒れが治るのはまだ先のこと。

    2114.12.28am8:16  追記。

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