2010年11月25日木曜日

運転免許証の裏と「終活」はいつからか?(身近な風景)

TV番組の「徹子部屋」でゲストの中村メイコ氏が言った。
「シュウカツ」に入っているんだと。
「シュウカツ」?聞き慣れない言葉。
「就活」・・いわゆる「就職活動」と違う「シュウ」だという。
「おわり」・・・「終活」だそうだ。
70台半ばを迎え、ソロソロ人生の「シュウカツ」に入ってもいいだろう。
「シュウカツ」しておかねばならない頃だろう・・と言うことらしい。
「初め」があれば「終わり」があるように、自分の人生にも
「終わり」はある・・・その準備をする頃だと。
身の回りの整理、終わりのときの自分の希望をしっかりと伝えておく。
・・・という、こんな内容だった。
「終活」とはねぇ、確かに「いい得て妙」とうなづく。

ここ最近、臓器移植の報道が何件かあった。
本人の意思が確認できない状態で、家族の同意のもと、
提供されたという。
「ドナーカード」というものに希望を記載して
常日頃持っている人はいかほどか?
運転免許証の裏に「臓器提供の希望」を記載する箇所が
あるとか・・今年の6月に更新書き換えをしたばかり。
そんな説明なかったなぁ~と、運転免許証を裏返ししてみた。そんな記載はないぞ!!
わが県 はないぞ!!
といって、「臓器提供希望云々の記載」があったら・・
はてさて、自分自身どうするか?
これまでだって、すんなり「ドナーカード」を持つことはしていないし。
以前にも確か書いたと思うけれど、「エンディングノート」というものを
持っている。
「終わり」が来たときに自分の意思が伝えられない状態のときのため、
自分の希望、伝えたいことを書き留めておく・・・
ここに書きとめて、それなりの手続きさえしておけば
立派な、正式な遺言書として使えるらしい。
わたしは入手した時点で、「単なるメモがわり」だ。
「尊厳死」「臓器提供」「献体」に
ついての自分の気持ちを書き込む箇所もある。
わたし?わたしは・・延命治療は望まない。だから、
尊厳死を望むので、延命のため患者を苦しめることのない治療、
ホスピスケアを望む。というところにチェックしてある。
理由として・・痛み・苦しみだけは取り除いて欲しい。
それで死期が早まっても構わない。
苦痛を最大限に和らげる治療だけ。
いわゆる植物状態になった場合、生命維持装置は止めて欲しい。
「リビング・ウィル(「尊厳死の宣告書」というのだそうだ。)」は
家族にだけ伝えている・・有効なのかどうか。たぶん有効だ!

そしてその次の「臓器移植」を行う、行わないは空欄だ。
チェックを入れる・・・空欄だ。

「終活」にはチィとばかり早い・・と思う・・のは勝手。
けれど人間、生きている者の明日は分からない。
そんなこと考えもしなかった頃・・が確かあった。
今、「まだまだこの歳だ!」と思いながらも、そもそもが
こんなことを書いているんだから。
このままで年齢を重ねて往くとしたら、
「終活」を考えるのも早くはないのかな?それとも早すぎるかな?
「突然迎える」もの・・・かもしれないし・・。

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2 件のコメント:

タビー さんのコメント...

エンディングノートのこと初めて知りました。
早速検索してダウンロードしました。
終活はしてもしなくてもいつからでもいいと思いますがエンディングノートを書いたらすでに終活でしょうね。

Mrs.Coron さんのコメント...

タビーさんへ。
コメントありがとうございます。
「終活」・・確かにエンディングノートを入手した時点で、わたしは半歩ほど入ったようです。でも年齢的にちょっと早かった・・ちょうど実母を見送っていろいろ考えた時期でした。今はというと(*^_^*)エンディングノートの書き直しもしていないし、片付けられない〇〇の毎日です。