日課の早朝散歩帰り、まもなくゴール(自宅に着く)というところで
またまた「猫」に出会った。
出会ったというより、道路わきの草むらの向こうの縁石に「箱座り」して
早朝のさわやかな空気の中、まったりとした時間を過ごしていたようだ。
その姿を見つけたわたしは、「ねこちゃん、にゃんちゃん」と声をかけた。
わたしの声が聞こえた「猫」。
「ニャン。ニャァ~ン」と声を出しながら草むらをかき分け足元に寄ってきてくれた。
なぁでなで。 決して首を絞めているのではない。
急に顔の向きを変えた・・・・
「黒猫」発見。
ナデナデしていたわたしの手の下から駈け出した「ねこちゃん」。
睨みつけて低音で「ニャァン」と声を出す。
「おい、おい、縄張り争い?」
しばし鳴き声の応酬が続く。
どっちがどっちなのか(上下があるならば)、わたしにはわからないけれど、
直接対決はせず、鳴き声だけの戦い。
「うん?黒猫が負けた???」
まだ低音で鳴き続ける「にゃんちゃん」を振り返り、トコトコと小走りする黒猫。
賢いこと!!
「にゃんちゃん」は、黒猫の姿を探して視線をさまよわせていたけれど、
ブロック塀に隠れたとは考えが及ばないのか、
勝利を感じて満足したのか、念押しのように「ニャン」「ニャァゴ」と声を出した後は
黒猫が消えた方向をじっと見つめていた。
「じゃぁ、行くからね。今日はバイバイね。またね」と
別れの声ををかけてきたわたし。
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