一昨年義父、その二年前には実父を 「見送った」。
(実母・義母ともに思いのほか早く見送った)
この年になるとやはり親御さんを「見送る」同年代の知人も
多くなってきた。
昨年暮れから立て続けにお通夜・告別式に出席した。
そして会葬参列者に手渡される「会葬礼状」というものが
最近「変化」している。
これまで「会葬礼状」の文面としては、地域的にそこそこの違いはあれど、
が一般的な「文面」だった。
ところが最近参列した「通夜・告別式」で渡された礼状。
時代の流れ・・・これまでの紋切り型の文面ではなく、
夫々に想いをこめた見出しが付いて、
☆「親父(お袋)の子共に生まれて本当によかった ありがとう」
☆「お世話になった皆様へ 心から感謝申し上げます」
☆「力のかぎり歩みましたね
良き面影をありがとう・・・」
☆「お父さん(お母さん)ありがとう・・」
☆「桜の花の下での微笑み あなたの面影」
☆「山頂に立って満面の笑顔 輝いていたあなたの面影」
等々etc.etc.
そして本文は故人のエピソードを添えている。
最初にそういう「会葬礼状」を手にしたとき、
家族は葬儀・告別式やらで何かと気ぜわしい中、故人を想って
この文章を・・と感心しきりだった。
家庭人としての故人の一面をその文面で知った。
そのご家族が特別な「会葬礼状」をしたためたのかと思ったら、
その後、参列した告別式・通夜のいくつかのうち、半分はこの
「最近の会葬礼状」だった。
オリジナル「会葬礼状」とでも言うのだろうか。
最期の最期、「わたしにはこんな一面もあったんですよ」と。
わたしのときは家族はどんなことを書いてくれるんだろう?
あら?「密葬形式の家族葬でいいわ」といっている今のわたし。
自分の葬儀の注文つけているわたし。墓地も購入済みだし。
そう、今のところ「密葬形式の家族葬」で十分よ・・・てね。
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